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ぱんスキュさん
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2016年12月23日~2017年1月8日
年越しイラン&UAE・カタール旅行
前々から行きたかったイラン。ここ数年は女性1人でのビザ許可も緩和され、それどころかアライバルで簡単に取れるようになったという…行くなら今でしょ!
ついでにトランジットでUAEとカタールにも寄っちゃおう!という、イスラーム満喫旅行の2週間。
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2016年12月23日
羽田からエミレーツ航空に乗って、まずはUAEへ。
2010年の中東旅以来のエミレーツ利用でしたが、サービスや機内エンタメの充実感は相変わらず最高!ストレスなくあっという間のフライト。そしてトランジットの12時間を使ってドバイ市内へ出国。
UAEの高層ビルや都会さに驚かされるも、そのビル群の隙間を縫うようにして存在するジュメイラモスクやローカルスークを散策。ついで近隣諸国の出稼ぎ労働者が集まる移民街に突撃!
現在ではUAEに住んでいるUAE人はとても少なく、大半は他国からの労働者だと聞いていました。それを裏付けるかのように、見かけた人々の国籍がインド・ネパール・イラン・アフガンetc...非常に面白い状況。
ドバイモールで買い物してるヒマないよー、と言わんばかりに市井の人々の暮らしをひたすら覗いた、大満足のUAE散策になりました★
しかし思った以上にドバイは広く、ほぼ丸1日の滞在でも全然時間が足りなかった…また改めてゆっくりと訪れたい、心惹かれる滞在でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2016年12月23日 23:30
今回のイラン行きの航空会社は、行きエミレーツ・帰りカタール航空。どちらも日本航空のコードシェア便のため往復料金扱いでちょっとオドロキ。ライバル会社じゃなかったのか、エミレーツ&カタールよ。安いからいいんだけど。
★
エミレーツ航空に乗るのは実に6年ぶり!その時も中東行き、そして家を出る時間を間違えて夜の10時に新宿→成田間をタクシー1時間ぶっとばし(料金凄かった…!)、ギリギリ間に合ったという苦い思い出のエミレーツ。
…そんなことを考えてたら、今回も家を出る時間遅れてるじゃんオーマイガー!しかし今回は羽田だったため、ダッシュで京急特快を捕まえ出発時間1時間前にギリギリ到着。またやってしまった…orz のっけから波乱の予感。
でも乗れたから良しとする!嫌な汗かきながら無事に機上の人に。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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エミレーツと言えば機内サービス!それは6年前から圧倒的だったけど、今回もまた素晴らしかったです。客室乗務員のサービスも良く、機内も快適でノーストレス。
アメニティはアイマスク、耳栓、歯ブラシ。模様が中東らしさ満載で、機内に入った瞬間からアラブを感じられる世界観。素晴らしいですね。 -
そしてエミレーツと言えば、機内エンタメの充実度!今回もその充実っぷりが凄かった。映画だけでもハリウッド、ヨーロッパもの、ボリウッドとインド全土、アジア全般、アラブ、イラン、アフリカ、その他諸々…。
いやー、ラインナップ広すぎて選べないよーと嬉しい悲鳴。 -
機内食もちゃんとメニューもくれるし選べるし美味しいしで大満足!飛行機はこうでなくっちゃ!っていう見本のようなエミレーツ。ダイスキ★
また機会があれば是非利用したいです。 -
12月24日 6:30
定刻通りドバイに到着。そしてここから長ーい列の入国審査が待っていた…。うう。
国籍も宗教も様々な人たちが審査待ちをしていて、さすが多民族が働いている国だなと実感させられました。 -
約1時間ほどかかり、晴れてUAE入国。
のっけから通路が豪華!ドバイ国際空港 (DXB) 空港
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出口付近にあった写真用の顔出しw
このエリアでは撮影禁止だと思っていたけど、ドバイ空港ではどうやらOKみたい。でも撮ってる人皆無だったけど…。 -
朝8:00、ドバイ国際空港T1のアライバルホール。
イラン・マシュハド行きは18:40発。そしてアクセスの良くないT2出発なので、純粋な滞在時間は9時間くらいか。
外せないのは10時から行われるジュメイラモスクのツアーと、ローカルスーク(市場)散策。ドバイモールも行きたいけれど時間切れかな…。
とりあえずインフォメーションセンターで地図などもらって散策開始。ドバイ国際空港 (DXB) 空港
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ドバイ空港T1から市内に出るには、ドバイメトロの乗るのが便利。インフォのお兄さんにメトロの場所や路線図をもらう。
レッドラインとグリーンラインの2系統があり、空港を通る方がレッドライン。ドバイモールやブルジュ・ハリファへもこれ一本で行けちゃいます。しかし今回は別の場所に行くのだ。ドバイ メトロ 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ドバイメトロに乗るにはNolCard=ノルカードという赤いカードチケットが必要。窓口でも自動販売機でも購入可能。ZONE制なので自分の行きたい駅のZONEを予め見ておく必要があります。
ドバイ メトロ 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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30分ほどでたどり着いたのはAl Jafiliya駅。ここからジュメイラモスクを目指す。
駅構内でこういった女性を見かけた。ああ湾岸諸国にやってきたのだと実感した1コマ。 -
駅を降りると、高層ビルと高速道路と。思い描いていたドバイのイメージ!
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この駅からジュメイラモスクに行こうとしてウロウロ。結果、道に迷うという…。最終的には流しのタクシーを拾いましたが、結構離れていたのでこの判断は◎。
写真は間違えて突撃した駅近のモスク。全然方向違う…。 -
パキスタン系の運転手さんと談笑し、ジュメイラモスクに10分ほどで到着。13ディルハム=400円くらいだった記憶。UAEのタクシー、意外と安い!
ジュメイラモスク、正面入り口。ジュメイラ モスク 寺院・教会
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隣の別館で10時からの館内ツアー受付中。ギリギリ5分前に着いたけれど、まだカウンターで人が並んでおりホッと一息。
料金20AED=約600円、クレジットカード払い可能。 -
別館は待合室のようになっており、ウェルカムフード&ドリンクがバイキング形式で饗されていた。朝ごはん食べてない身としてはうれしいサービス★
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調度品がゴージャスなアラビアン、湾岸らしい。
フードはデーツやチャイといったおなじみの物からこの辺りの郷土料理もあり。どれもレバント地方のアラブ料理とは違う食べ物で興味津々でした。 -
10時15分ごろになってツアー開始。本日のガイドはムスリマのおねいさん、ツアーの内容や注意事項など。ユーモアがありとてもフレンドリーな方で安心。
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モスクに入る前にまずはお清め場の説明から。上から順番に頭→手→足…といったムスリムの礼拝前の身の清め方のデモンストレーション。希望者は実際にやることもできました。
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モスク内部に入る前にパチリ★
この後イラン入国ということもあってガチムスリマ服とヒジャーブを持っていたので、それを着て写ってみた。気分は湾岸人やで! -
いよいよモスク内部へ。最初に写真タイムがあったのでパチパチ。
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さすがUAE一美しいと言われているだけあって、精巧な文様もイスラム建築に見られるアーチもとても美しい。
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壁にはヒジュラ暦(イスラム教国家で使われている暦)・日の出とお祈りの時間とを示す電光掲示板があった。
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写真タイム終了のち、ガイドのムスリマおねいさんによるイスラーム教について説明がはじまる。流暢な英語でとても平易にかみ砕いた話しぶりで、イスラム教に詳しくない外国人も納得のわかりやすさ。そして非ムスリムには分かりにくい、ヒジャーブとニカーブの違いなども説明してくれました。
このおねいさん、個人的には代々木上原・東京ジャーミィの案内人下山さんと同じくらい分かりやすくかつ愛のあるガイドだとおもいました。
拍手! -
説明の時に用いていたカアバ神殿の写真。
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最後はお祈りのデモンストレーション。みんなに見られながら礼拝するのって緊張するよな…。この後自分も簡単に礼拝してみる。ムスリマじゃないけど。
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1時間半にわたるモスクツアー終了。
せっかくなので、ガイドのおねいさんと一緒に写真を撮ってもらいました★>∀<
『あら、あなたはムスリマかしら?格好がすごくステキよ★』
『いやいや~、おねいさんこそステキで説明もとても良かったです~★』
などムスリマ女子トーク★キャーキャー盛り上がりました>∀< -
モスクを後にした後は、目の前にあったバス停から最寄りのターミナル駅へ。
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バスに乗車すると、男性席と女性席がバーを隔てて分かれていた。イスラム教国らしい配慮。イランでも同じように分かれていたけど、なぜか女性が後部座席と逆だった。
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バスは終点のターミナルへ到着。
ここで問題発生…バスに乗るにはメトロと同じくNolカードが必要で、現金では支払い不可とのこと!さっきメトロで買ったのは1wayで使えず…OMG。
ここでオロオロしていると、優しい運転手さんは『運賃はいいから行きなさい』と言ってくれました。ありがとうございました★アル グバイバ バス ステーション バス系
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Al Ghubaibaバスターミナル。たくさんのバスが走っている。この一帯はドバイ博物館やドバイクリーク、ヘリテージヴィレッジなどがある開発区域だ。
この辺の地図はこちらが参考になります。
https://www.google.com/maps/d/u/0/viewer?mid=1oPXZ7m6iNOo57sYcBzpBC5FJcl4&ll=25.27509320193616%2C55.30088424577332&z=18アル グバイバ バス ステーション バス系
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しかしローカルの人たちはノンビリしている。お昼のお祈りの時間だったで、バス停の食堂のおじちゃんたちが店を閉めて裏でお祈りをはじめていた。
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最寄りのメトロ駅から今度はグリーンラインに乗り、2つ先のパームデイラ駅へ。
駅を出るとさっそく『お魚持ち込みダメ』な看板が!デイラ フィッシュ マーケット 市場
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広場を突っ切ると、フィッシュマーケットがありました。
朝は8時ごろから市場がオープンしているようです。
http://www.dm.gov.ae/ -
マーケットホールに近づいてみると、さっそく魚たちがお出迎え!しかも地べたにw
売り子の親父たちが大声を張り上げ、必死に呼び込みをしている。魚を乗せたリヤカーが市場中を縦横無尽に走り回り、これぞ魚市場!といった風情。 -
ここはUAEの公式魚市場。ライセンスを持った正式な仲買人は決められたユニフォームを着ているのが分かる。
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奥に行けば行くほどディープになっていく。そして激しい客引きが…!
スーツケースを引きずっていたにもかかわらず、『この魚どうだ?!』『3匹でやすくしとくよ!』的な叫び声が…。凄い活気! -
市場の隣には魚のカッティングブースがあり、職人さんが求めに応じて捌いてくれる。気になるお値段は、1kgあたり大魚1AED・小魚1.5AED・甲殻類&イカ3AED。安い!そして小魚の方が手間賃だけ少々高いのね。
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上にはIラブUAEの旗が!王族たちの顔写真もあります。
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そんな旗の下を歩くと、今度は生鮮市場へ。
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ドーム状のアーケードに活気ある往来。ザ・市場というムード。いいね!
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色々な種類の野菜。UAEでは作られないので近隣諸国からの輸入モノと思われる。カリフラワー、きゅうり、ナス、玉ねぎ、かぼちゃなどなど。
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併設食堂もあり。このフィッシュマーケット、地元民の普段の様子を知りたいならマストです!
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続いては地下鉄に乗って隣接ZONEのBaniyas Squareへ。ここにドバイ移民街があるのです。しかしゴージャスな地下鉄の駅!展示物までありました。
バニヤス スクエア駅 駅
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地下鉄Baniyas Square駅近辺。近未来的なルックスの駅地下鉄を降りるとそこは…
バニヤス スクエア 広場・公園
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どどん、と色々な国の言語の看板がお出迎え!おおおー、インパクトあります。
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まずはロシア語。オロシャ人も住んでいるのかしら…。
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そしてウルドゥー語!アラビア語と同じくアラビア文字を使っているので一見わかりにくいのですが、パキスタン国旗が見えますね。ここはパキスタン料理屋だ。メニューにもハリームなどのパキスタン料理が並びます。
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こちらはアフガン料理屋が並んでいた一帯。さすがに男性ばかりで中に入ったり近接写真を撮るのは憚られました…
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そしてペルシャ語、イラン人街!テヘランホテルとかサフランの写真からイランの香りがムンムンと。これから行く土地なので色々と想像を掻き立てられます。
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こんな移民街が密集してる中心部にスークらしきモールにも入ってみました。Naif Souqというらしい。
ナイフ スーク 市場
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中は意外にもUAE民らしき人々で大賑わい。
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中規模モールだけど賑わっていてUAEの繁栄ぶりが伺えます。
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移民街巡りのラストは、駅前のレバント料理カフェで久々の地中海ご飯を(*´∇`*)
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ファトゥーシュ、ファラフェルシュワルマ、ミントレモネード。どれも2010年の中東旅行ぶりに食べる大好きなレバンド地方のお料理です。はー、大満足のUAE散策だった!でもまだ時間が足りなかったのでまたゆっくり来たいな。
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イラン・マシュハドへ飛ぶflydubaiの就航するT2は、LCC専用ターミナルだからか直通のメトロがない。T2近くのAbu Hailという駅まで移動し、そこからタクシーに乗ることに。
ドバイ メトロ 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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タクシー代は12AED、400円もかからなかった…UAEのタクシーはほとんど移民ですが、質も良くて安くていいですね~。
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17時
flydubaiの就航するT2へ。ここはT1とT3のちょうど真裏にあり、両ターミナルからは直通の移動手段はタクシーのみ。冷遇されてるな…ドバイ国際空港 (DXB) 空港
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flydubaiのセルフチェックインコーナー。LCCならではの長い列に並ばなくてすみとても良いです。
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サクッとチケット発行。18:40発Dubai発Mashad行き。いよいよイラン入りが近づいてきた!
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ちなみにこちらがflydubaiのカウンター。今回は機内持ち込みにしたのでお世話になることはなかったけど、やはりすごい列だ。
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出国審査も済ませて制限エリア内へ。ここのATMはドルユーロなぜか円も引き出し可能だった。さすが多くの出稼ぎ移民が行き交うドバイならでは。
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18:40発マシュハド行きは17:55ボーディング開始。定刻どおりでホッ。
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中は飲食店がチラホラ。Paulがあってちょっとビックリ。リッチやなぁって…
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Costaで軽く西洋なご飯を食べる。この先こういったチェーン店は無いので最後の食べだめ。
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イラン・マシュハド行きボーディングが始まりました。女性の皆さんはすでにヒジャーブ着用率高かったけど、してない人も少なからずいた。着陸寸前にかぶれは良いらしい。ともあれ搭乗。
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LCCなのでタラップはなく、歩いて飛行機まで行く方式。
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ドバイの夜景を眺めつつ、飛行機は定時に出発。
いよいよイラン入国だ!という期待と、アライバルビザがもらえるかどうかドキドキしながらのフライトでした。
そしてさよならドバイ。また来るからね★
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